こんにちは、歯科衛生士の杉浦です

今回はボツリヌス注射についてお話ししていきます

ボツリヌス注射はボツリヌス菌から産生されるタンパク質の一種を緊張している筋肉に注入することで筋肉をリラックスさせます。


その働きを利用して、下記のような効果が得られます。

 

・歯ぎしり・食いしばりの緩和
・顎関節症の緩和
・ガミースマイルの改善
・食いしばることで起こる、頭痛や肩こりの緩和
・歯ぎしりが原因で進行する歯周病の治療
・口元の梅干しシワの改善

 

副作用は個人差がありますが、治療後数日間は軽い頭痛、注射部位に腫れや赤み、内出血が生じることがあります。

効果は個人差がありますが2～3日後から現れ始めます。
その後3～4ヵ月程度持続し、6ヵ月目くらいで消失します。


効果を持続させるためには、定期的なボツリヌス注射をおすすめします

当院で使用しているボツリヌストキシン製剤は韓国のKFDA（韓国食品医療薬品安全庁）の認可とあわせて、米国FDAの安全基準・品質基準をクリアしたナボタ（NABOTA）です。

当院では、歯ぎしり・食いしばりで歯に負担がかかり痛みを起こしてしまう方が多く来院されます。
噛む時の痛みだけではなく、知覚過敏や、歯周病を進行させる因子にもなりますので、緩和できるボツリヌス注射は予防に繋がります



是非ボツリヌス注射で健康な歯を維持していきましょう