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マイクロスコープ治療について

皆様こんにちは、歯科衛生士の杉浦です

 

今回は精密歯科治療についてお話ししていきます。

皆様はマイクロスコープをご存知でしょうか❓

歯科用顕微鏡治療の事で、患部を大きく拡大して治療をすることが出来る、現在の歯科医療で注目されている精密機器です







当院では治療の様々な場面でマイクロスコープを使用します。
虫歯治療の場合は拡大することで正確に治療患部を取り除くことができ、被せ物をピッタリと歯に適合させることができます

特に神経まで達したむし歯は歯の根の治療(根管治療)が必要です。
根管治療とは虫歯で汚染された神経の部屋(髄腔)をきれいにすることです。
複雑な形状をした細い根管内は細部まで肉眼で確認することが困難です。
汚れが残っていると、根尖病変ができます。そうなると数か月から数年後根の周りが腫れてきたり、噛むと痛くなったり、自発痛がでてきます。
再根管治療をおこないますが、成功率が落ちてしまいます。



と、言われていますなので最初に抜髄治療をするときに汚れや虫歯菌をしっかり除去することが大切です。

また、被せ物もしっかりした物を選ぶことで今後の再発リスクも変わってきます。


根の治療と被せ物、両方〇の状態にすることが、治療の成功率を高めることが分かります

マイクロスコープを使用して精密に治療をし、治療経過の良い治療を心がけています




参考文献:Sjögren et al 1990 根管治療の成功率、歯内治療と歯冠修復